大型図録本 黄瀬戸・瀬戸黒 古瀬戸焼 作品集 写真集 解説 日本の陶磁 カラー107点150図 原色愛蔵版 美濃古陶 茶碗 茶道具
OLD SETO WARE YELLOW-SETO WARE SETO-BLACK WARE
責任編集 林屋晴三
監修 谷川徹三・川端康成
扉題字 川端康成
中央公論社
1975年再版
109ページ
約36x27x3cm
作品写真図版フルカラー
函入 型押し布張り上製本
※絶版
フルカラー大型図録本、黄瀬戸・瀬戸黒。原色愛蔵版。珍品 希少 室町時代 狛犬 蝋燭台 時代物 古美術。瀬戸火鉢(か725)。
黄瀬戸、瀬戸黒の作風の展開のさまがわかるように配列。
志野、織部とともに桃山時代の美濃古陶を代表する黄瀬戸・瀬戸黒。稀少 日本招猫倶楽部 2006年限定復刻招き猫 「花器持ち秋草文様招き猫」 瀬戸 中外陶園製 No.43 縁起物 置物。【蔵A3165a】瀬戸 麦藁模様 蓋付茶碗 蓋物 十客。
フルカラー写真に加えて、巻末には全作品の寸法、制作技法ほか景色などの見どころ、伝来、来歴など詳細な解説を収載。
作品名については、YELLOW-SETO WARE、SETO-BLACK WAREとして全作品に英文表記あり。◆◆◆伊羅保釉・陶盤・山田光・山田喆・共布・共箱◆◆◆。【三】瀬戸染付磁祖 初代 加藤民吉 文化尾製 銘 尾張印 染付 網目文 蓋付き菓子器 eEn662-C。
美術館・博物館所蔵などの在銘名物から、
めったにお目にかかることのできない個人蔵の銘品優品を多数カラーで写真解説したもの。
大型本のため、各作品の写真も大きく、細部まで見て楽しむことができる、
陶芸家、古瀬戸、桃山茶陶、酒器、茶道具、骨董品愛好家等に必携の大変貴重な資料本です。染付 珍味入れ 十客 瓢画 蓋付き 真玉園 靖彦 瀬戸染付共箱 共布 栞付き。【蔵A3165g】瀬戸 麦藁模様 蓋付茶碗 蓋物 十客。作品と図版の数え方は、茶碗の場合、側面および高台で一点二図とした。
*図版配列の順序は、名品を主とした扱いをやめ、黄瀬戸、瀬戸黒の作風の展開のさまがわかるようにした。【蔵c9606b】瀬戸 麦藁手 蓋茶碗 蓋物 七客。初出し品 瀬戸焼 香合 練り上げ 陶印 茶道具 香道具 ★広島発送★(岡山発送品同梱不可)。その他の図版については、名称、目安としての寸法、製作された時代を付し、解説は89 ~104ページにおいて一括した。
*所蔵者については、博物館、美術館等に属するものは記載し、個人所有のものについては、これを省略した。【蔵A3165b】瀬戸 麦藁模様 蓋付茶碗 蓋物 十客。『加藤茂右衛門』作(伝)/四隅菊花紋 織部陶板 <230914015>。そうしたなかにあって、この旅枕の掛花入は作振りの優れた茶味の深い名作として、美濃茶陶のなかでも特筆されるべきものである。口部をまるく、胴を四方にした掛花入で、囗縁はやや手づよく平らに、胴には轆轤目が緩やかにめぐり、平らな底に糸切の跡がくっきりと残ってている。【蔵c9606a】瀬戸 麦藁手 蓋茶碗 蓋物 十客。古い染付 茶碗 雀踊 鳥文 陶玉園 五助製 在銘 時代物。ことに底の釉膚の焦げの様相はひとしおのものがある。茶碗と花入の違いはあるが「朝比奈」と釉調、作振りにどこか共通したところがあり、あるいは同じ作人によるものかと推測されるが、両作とも黄瀬戸としては特異な存在である。茶道具 時代 古瀬戸肩衝茶入。古瀬戸灰釉 狛犬 江戸時代。「朝比奈」には千宗旦の直書があることから推しても、どこか一連のものらしき感が深い。外箱の蓋表には銀粉字形で「黄瀬戸 花入 花宴」と記されているがその筆者はわからない。【金富士】値下げ中 江戸~明治期豊楽焼 建水/水差し/盃洗 合箱 本物保証 ★珍品★ 茶道具 検/楽山紫砂九谷備前萩焼常滑伊万里骨董。瀬戸焼 古瀬戸 書道具 染付 花鶴文 瓢箪形 筆洗 水盂 FYMK。
黄瀬戸茶碗 銘朝比奈 商さ8.9cm 口径13.0cm 高台径6.0cm 北陸大学
現存している黄瀬戸茶碗中の白眉とされている。「難波」など一連の茶碗が本来向付であったとすれば、そうした評価は当然のことかもしれない。【小】4354 古瀬戸 瑠璃地餅花紅葉文花器 水盤 大平鉢 唐物 盆栽 植木 江戸~明治。【蔵A2646】古美術 古瀬戸 松葉文蘭引器 江戸後期 白洲正子好み。ことに高台はすこぶる豪快で、高台内の箟目は勁く、高台脇の箟使いもよくきいている。ほぼ直線的に立ち上がった胴は囗縁でやや端反りぎみになり、胴には横に一本胴筋がめぐらされ、腰の一部に面取りふうの箟目がつけられている。[ギャラ藤]名工/瀬戸焼/五山窯/加藤五山 造/陶漆松之図喰籠/共箱/G-545(検)骨董/喰呂/喰籠/じきろ/菓子器/蓋物/天目茶碗/天目盃。【金富士】江戸期豊楽焼 扇形皿 共箱 本物保証 大珍品 検/楽山紫砂九谷備前萩焼常滑伊万里骨董古玩中国古玩。釉は高台際までずっぽりとかかっているが、外側の釉がかりは内側に比して薄く、そのために囗まわりと裾から高台にかけて暗褐色に焦げ、内面の釉はやや厚く濃い黄味の油揚膚状に焼き上がり、外側の一部に光沢のある釉なだれがあらわれている。雄勁でしかも侘びた趣の深い茶碗で、その力感にちなんで千宗旦が高台脇に「アサイナ」の銘を朱漆で直書したのであろう、もちろん勇者朝比奈三郎義秀に因んでのものである。【桃】古瀬戸麦藁手蓋茶碗 江戸期。ほぼ未使用 ★ 長谷川青峯 造 瀬戸 食籠 蓋付き 共箱 共布 茶道具 当時物 古美術 茶道 茶器 菓子器 和菓子 主菓子 陶磁器 表千家 じきろう。宗旦所持として千家に伝わったのであろうが、後に三井八郎右衛門家の蔵となり、近年まで同家に伝来した。これも大萱の作であろうか。【三】鈴木八郎作 太子窯 おまとめ15点 瀬戸 陶芸 陶器 茶碗 お皿 紙箱 共箱 eE641-C。【桃】瀬戸麦藁手蕎麦猪口。やや薄手に均斉のとれた姿に轆轤成形され、手捏ね風に作った「朝比奈」や志野茶碗などとはまったく異なった作行きである。腰に面取り箟をめぐらし、胴に胴紐をつけているが、茶碗の姿をよく引き締めている。【骨董・茶道具】★古い 瀬戸焼?古瀬戸?スンコロク 宗胡録?★★青磁線文小壷 fi039tgb45 花道 華道 発掘品 出土品。古い染付 深向付 八角 波鳥文 貫々堂 江戸時代 時代物 瀬戸染付。釉膚はいかにもしっとりとした油揚膚をなし、緑の胆礬も地釉にじっとりとくい込んで、鮮やかな青緑色に焼き上がっている。この種の黄瀬戸油揚手茶碗中第一の名作として声価の高いのは、そうした釉膚の美しさによるのであろう。瀬戸焼 古瀬戸 染付 鳳凰花文 双耳六角香炉 古玩 MVRH。[D-19]古瀬戸 水鳥形水滴 江戸期。また、腰から裾にかけても釉むらや焦げがあらわれて景をなしている。
内箱の蓋表に「難波 瀬戸 茶碗」の轡付があるが筆者は不詳。【千f674】人間国宝 加藤卓男 ペルシア 黄釉 三彩 陶筥 共箱 ペルシャ 合子 蓋物。【 瀬戸 鉄絵唐草文大徳利 江戸時代後期 】。大萱の窯下窯の作であろう。
ほか
【黄瀬戸】より一部紹介
桃山時代の美濃の窯は、現代の目でみてもまことに華々しく多彩な展開をしたものだと思う。【千e150】染付 筆筒 竹の図 瀬戸 美濃。★ 94420 急須 瀬戸焼 21x12x12.5cm 奇陶軒桝吉瀬製 蓋修繕有 ★。天正年間後期から文禄、慶長にかけての美濃の陶業は、まさにそうした時期であったということができ、永禄から天正にかけて戦国の世が一挙に収束されたのに呼応するかのように、従来の技術を基盤としつつ、侘の茶と結びついた新しい陶風が天正年間中期頃から活況を呈し、天正末期から文禄、慶長にかけて開花したのであった。そうした美濃の代表的な陶芸であった志野、黄瀬戸、瀬戸黒、織部のなかで、黄瀬戸と瀬戸黒は鎌倉、室町時代以来の瀬戸、美濃系窯の陶業の伝統的な技法の上に咲いた新しい感覚のやきものであったといえる。■三和堂■河本太郎 鍛穹陶容 蓋物 オブジェ 父:河本五郎 共箱 景色造形の良い逸品!!。【三】鈴木八郎作 おまとめ 8点 陶器 ぐい呑み 湯呑 茶碗 飾り皿 平皿 置物 瀬戸 共箱 共布 eE640-C。大正から昭和の戦前・戦後にかけて活躍)
責任編集は
林屋晴三(日本陶磁史、とくに茶陶の研究を進めた東京国立博物館名誉館員。日々茶の湯を実践した数寄者、東京国立博物館次長、裏千家茶道資料館顧問、頴川美術館理事長、菊池寛実記念智美術館館長などを歴任、博物館や美術館における展覧会活動には終生関わった陶磁史研究の第一人者)