HOT ! 上品なスタイル 大型図録本実物大写真51点白天目茶碗菊花天目瀬戸黒黄 茶碗

和物茶碗を代表する名碗のフルカラー実物大写真を51点収録。京都旧家から 五代楽吉左衛門 宗入 造 赤茶碗 狸々 在銘 十五代(直入)識 茶道具 保証品 61年70万円 購入。

和物茶碗のうち白天目茶碗、菊花天目茶碗、瀬戸黒茶碗、黄瀬戸茶碗、志野茶碗、鼠志野茶碗、黒織部茶碗、赤織部茶碗、伯庵茶碗の、国宝を始めとする、大名物・中興名物など、滅多に見ることのできない個人蔵の作品を含む、和物茶碗最高峰の名品ばかりを集めた大型愛蔵版図録本。茶道具　数茶碗　古三島　５客、京焼　中村与平作、化粧箱入　新品。。巻末に全作品の寸法比較表も収録。京焼！ 森俊山 ☆京の秋・抹茶碗☆ TSK697 茶器 茶道具 ギフト。

箱書き、見込みなどの写真他も参考図版とした各茶碗の見どころの詳細な解説、茶碗についての断面図も含めた概説。通次阿山 ★ 天目 四方 金馬 茶碗 ★ 共箱 ★ 日本画：師 / 池田道夫 ★ 造形良く金彩の馬が雅な逸品 ★ 京焼 茶道具 ★。

写真図版も解説図説も内容充実、茶道具、古美術、茶道家、茶道学習者、骨董品愛好家必携の大変貴重な資料本です。某蒐集家放出品！灰釉桧垣彫茶碗 人間国宝 原清 作☆113。

【目次より】

白天目茶碗　徳川美術館　大名物　重要文化財

菊花天目茶碗　藤田美術館　中興名物

瀬戸黒茶碗　銘　小原木

瀬戸黒　銘　小原女

瀬戸黒　銘　冬の夜

瀬戸黒　銘　有明

瀬戸利休

利休瀬戸　銘　万歳

黄瀬戸茶碗　銘　朝比奈

黄瀬戸　銘　難波

黄瀬戸

黄瀬戸　畠山記念館

志野茶碗　銘　卯花墻　国宝

志野　銘　羽衣

志野　銘　広沢

志野　銘　朝萩

志野　銘　朝日影

志野　銘　初音　常盤山文庫

志野

志野　銘　通天

志野　銘　亀のをの山

志野　銘　住吉　一名　五条橋

志野　銘　牛若

志野

志野　銘　おく山

志野　銘　朝陽　藤田美術館

志野

志野　銘千石

無地志野　銘　卯の花

鼠志野茶碗　銘　峰紅葉　五島美術館

鼠志野　銘　山端　根津美術館

鼠志野　畠山記念館

鼠志野

鼠志野　銘　さざ波

鼠志野　銘　通天

鼠志野

練り上げ志野　銘　猛虎

織部筒

黒織部茶碗　銘　冬枯　徳川美術館

黒織部　銘　松風

黒織部　銘　やぶれ窓

黒織部

黒織部　銘　柾垣

赤織部　銘　山路

赤織部

伯庵茶碗　本歌　中興名物

伯庵　銘　宗節

伯庵　銘　冬木　五島美術館　中興名物

伯庵　銘　朽木　五島美術館　中興名物

伯庵　銘　土岐　藤田美術館　中興名物

伯庵　銘　黒田

解説　荒川豊蔵　小山冨士夫　田中作太郎　林屋晴三　藤岡了一　満岡忠成

概説　林屋晴三

寸法比較表

【凡例より】

一、本巻は、平凡社刊『茶碗』全五冊（中国・安南、朝鮮一、朝鮮二、日本一、日本二）のうち、「日本　一」とする。図録本川喜田半泥子展作品集写真集カラー171点箱書解説茶陶茶道具茶碗水指井戸伊羅保刷毛目粉引白掛志野瀬戸黒楽唐津焼締灰釉赤楽赤絵色絵。収録した茶碗は五十一点、和物茶碗のうち天目、瀬戸黒、黄瀬戸、志野、織部、伯庵にあたる。黒楽 十一代 11代 楽吉左衛門 慶入造 黒火入 茶道具 茶碗 箱 本物保証。

一、原色図版は、側面と高台を、見開きで掲載したが、見込みにとくにみるべきものある場合には、挿図として解説欄外に掲載した。【八八八】洛東 桶谷定一 半掛筧 茶碗 ◆共箱 茶道具 抹茶碗 【y-129】。

一、原色図版は、原寸大を原則としたが、高台は、視覚的安定をうるためにいくぶん小さめにした。【真作保証】 佐々木松楽 自作 高橋悦道 極箱 黒楽茶碗 大徳寺 臨済宗 (後藤瑞巌 小田雪窓 佐々木輝夫 福富雪底) 茶道具 京都 滋賀県。

一、図版配列の順序は、古来知られたものを先にしたが、品等による位づけは行なっていない。桃山時代 古備前 備前 茶入 窯印 鑑定箱 共袋 古裂 箱。

一、付属品および書き付けのうち、とくに重要と認められるものは、参考図版として解説欄外に掲載

した。茶道具　抹茶茶碗　交趾、「 兎　（うさぎ）」　ペルシャ紋、　京都　中村翠嵐作、桐共箱■新品■。

一、かなづかいは、引用文を除いて、新かなづかいとし、用字は、固有名詞、専門用語のほかは当用漢字、当用略字によった。某家茶道具放出品！ 膳所焼 秋草茶碗 武者小路千家十代 有隣斎 花押☆308。

一、所蔵者名は、博物館、美術館のみを記載し、個人の所蔵者名はこれを省いた。★茶道具/陶磁器/京焼/楽焼！赤楽 茶碗！銘『千年翆』高橋悦道 書付！『佐々木松楽』造！共箱/共布/紙箱付！★。

【解説　より一部紹介】

白天目　大名物　重要文化財　徳川美術館

寸法

高さ6.6-6.8cm

口径12.2-12.3cm

高台外径4.5cm　同　高さ0.7cm

志野にちかい長石釉の厚くかかった、天目形りの茶碗を俗に白天目と呼んでいる。中村良二作 灰釉目高絵平茶碗 共箱共布あり 茶道具 夏茶碗 メダカ 目高 色絵 器 ◇RJ-0744。近年美濃の窯跡から出土した、時代のややくだって、桃山・江戸初期と思われるものは何点かあるが、古格のあるこの類の白天目は、尾州徳川家に伝わったこの茶碗と、もと加賀前田家に伝わった白天目の二碗が知られているだけである。☆∽和楽堂☆本物保証 *木村盛康/造 * 紫孔.天目茶碗 *兄、木村盛和に師事・独自の盛康天目を追求進化を続ける名匠*無傷.共箱∽☆。ともに大名物であり、重要文化財に指定されている。TA16 茶碗 通次阿山 造 暦手 隠し印 筒茶碗 共布・共箱 茶道具。

白天目はわが国最古の白い焼き物で、ともに武野紹鴎所持と伝えられる。茶道具　抹茶茶碗　交趾、「 兎　（うさぎ）」　ペルシャ紋、　京都　中村翠嵐作、桐共箱　新品。。紹鴎は弘治元年（一五五五）十月二十九日、五十四歳で没しているので、それ以前の作とみなすべき茶碗である。◎【真作保証】 中村秋峰 自作 仁清写紅葉絵茶碗 京焼 清水焼 伝統工芸士 コレクター放出品 茶道具 京都。

この手の白天目が瀬戸でつくられたか、美濃でつくられたかということは、今日まだはっきりとしていない。30452/○秋華造 京焼 茶碗 金彩色絵 サンタクロース クリスマス 抹茶碗 茶道具。白天目の残片は瀬戸の朝日窯からも発見され、美濃では大萱、大平、高根、久尻のほか、かなりたくさんの窯跡から発見されているが、白天目でいちばん古いこの手の窯が、どこにあったかということはまだわかっていない。茶道具　抹茶茶碗　掛分　「兎と独楽手毬」、　京焼　秋峰窯　中村良二作、桐共箱■新品■。土はどうも美濃のような感じがし、定林寺ではないかという説もあるが、将来の研究・発兒にまつ問題である。★茶道具/陶磁器！三島 茶碗！五代『清水六兵衛』作！共箱！★。

素地はざんぐりとした白土で、透明性の長石釉が厚く内外にかかり、腰以下は露胎であるよく焼けて釉薬が流下し、腰に釉薬のたまったところはほんのりとオリーブ色を呈している。k14-5540[MIT] 千家十職 楽吉左衛門 菊之絵 蓋置 共箱 即中斎書付 茶道具。内面は見込みがやや高く、そのまわりのわずかにくぼんだ部分に流下した釉薬が厚くたまり、おなじくほんのりとオリーブ色を呈している。茶道具　抹茶茶碗　色絵　花兎（はなうさぎ）、京焼　相模竜泉作、桐共箱　新品。内外全面に荒い貫入があり、これに茶渋がしみこんで黒かっ色になっているが、茶渋は外側より内面のほうに多くしみこんでいる。京焼！ 如山 ☆仁清椿・抹茶碗☆ TAK113 茶道具 茶器 ギフト。

形は口がひらき腰がすぼみ、高台のしまった建盞ふうの、俗にいう天目形りだが、中国の建盞のようなきびしさはない。某蒐集家放出品！膳所焼 御本写茶碗 裏千家十四代 淡々斎 花押 銘 藤浪 ☆86。とくに口作りは建盞のように引きしまっていないし、浅い削りこみのある高台も分厚で柔らかく、建盞のようにきりりとしたところがない。21896/○加藤昌山 仁清風扇面文 京焼 茶碗 共箱 抹茶碗 茶道具。どこか暖かく柔らかい感じのあるのは、白天目にかぎらず、日本の陶器全休についていえる特徴だろう。【八八八】伊東陶山 南無阿弥陀仏 茶碗 ◆合わせ箱付 茶道具 抹茶碗 【c-160】。

縁に厚い純金の覆輪をめぐらしてあり、白い厚い釉調との調和が美しい。◎【真作保証】 佐々木松楽 自作 高橋悦道 極箱 黒楽茶碗 京都 大徳寺 臨済宗 (後藤瑞巌 小田雪窓 佐々木輝夫 福富雪底) 茶道具 滋賀県 ⑧。

焼成は千二百五十度ぐらい、釉薬はよく溶けて膚がすけて見え、流下して腰や見込みにたまっている。茶道具！　香菊 ☆額あじさい抹茶碗☆ TYG487 木箱付 新品 京焼 水差し 棗 茶釜 ギフト。焼成は還元ぎみで、釉だまりはほんのりとオリーブ色を呈し、一見黄瀬戸の淡いようにも見えるが、志野がよく焼けたと見るのが適当だろう。茶道具　抹茶茶碗　色絵　蕪（かぶ）画、京都　相模竜泉作、桐共箱　新品、。

　袋三つ　白縮緬　茶地石畳唐物裂　紹鴎緞子

　内箱　黒塗り　貼り紙書き付け「白天目武野」

　外箱　春慶塗り　金粉字形「白天目　武野紹鴎所持」

もと武野紹鴎が所持し、紹鴎の子孫の武野新右衛門が、尾州徳川家に献じてより尾州徳川家に伝わった旨が、尾州徳川家蔵品台帳にしるされている。出雲 楽山焼 倉崎権兵衛造 茶入 円能斎書付 箱 利休好み虫喰い蓋 検 裏千家 表千家 茶道具 保証品。（小山冨士夫）

菊心花天目　中興名物　藤田美術館

寸法以下略

瀬戸天目の一種で、内外にわたり口縁下から胴にかけて濃い飴釉を施し、さらに口縁に流動性の黄瀬戸釉をかけたのが、内外に縞状に流れて、あたかも菊花のような状を呈したのにちなんで、小堀遠州が菊花天目の名をもって呼んだのである。共箱付の極上状態品です！昭和ビンテージ 京焼 平安玉泉造 煎茶器揃え 　宝瓶急須二客・湯呑五客 セット 寿・桃紋 玉露用 共箱 TKM。

両釉の入り交じった部分は黄飴色となり、また花弁状の部分は金気釉になり、流れた飴釉は、あるいは見込みに濃くたまり、あるいは外面になだれて随所に釉だまりを見せるなど、菊花の意匠を眼目として、素朴な手法ながら釉面の変化は尽きない。【豆緑】古美術/永楽善五郎造 安南写茶碗 福 古共箱 茶道具 浜064。口辺は天目のすっぽん口を模しているが、高台は低くて大きく、室町末期の瀬戸天目と共通の特色を示している。■雄雪 楽黒 茶碗 共箱 共布 茶道具 黒楽 茶碗 根生雄雪 j67。高台内の浅い削り出しや、高台わきの削り、土見の部分に銹び釉を塗っているのも、瀬戸天目ふうである。21917/☆國領寿人 松林茶碗 竹田益州箱書付 花押在 京焼 国領寿人 東斎 共箱 共布 抹茶碗 茶道具。

菊花天目は遺品のきわめてまれなもので、現在では他に一点類品が知られているにすぎない。茶道具　抹茶茶碗　色絵　花水木（はなみずき）画、京都　相模竜泉作、桐共箱　新品。ただ春慶茶入れの雪柳手というのが、濃い飴釉の上から黄瀬戸釉をかけた、菊花天目と同手法に出たもので、春慶茶入れの作人春慶は天文ごろの堺の塗り師であるから、このころ瀬戸でこの種の手法の行なわれていたことが想像される。21091/○伊藤桂楽 赤楽茶碗 京焼 共箱 共布 抹茶碗 茶道具。

しかし菊花天目は、遺品のきわめてまれな点から、おそらく数ものとして、好みによって特定の数だけしか焼かれなかったものではないかと思われる。【茶】三代 小川 長楽 (裕起夫) 黒 茶碗。すでに室町のころから、瀬戸茶入れでも、特定の数だけしか焼かない、いわゆる数のものがあったので、菊花天目もおそらくその類に属するものであろう。茶道具　抹茶茶碗　色絵　吹寄、京焼　中村清彩（せいさい）作。

それだけに古来、瀬戸天目中の珍器として賞玩され、遠州に箱書きされて『遠州蔵帳』の中にも列せられ、茶書にも特記されている。『新品』 三代・佐々木昭楽作 黒楽茶碗　桐共箱。たとえば『目利草』には、「菊花天目　白天目に同じ性合、天目内に金気薬にて菊の花の模様あり、至て見事、伯庵と同じかるべきやと思ふ程なり」とあって、時代作風を白天目と同じと鑑し、釉調を伯庵と比較している。番浦史郎（造）魚文 鉢 共箱 菓子鉢 茶道具 懐石道具 音羽山房 現代工芸 陶磁器 古陶磁器　　z3190o。

また『名物目利書』には、「菊花天目　小堀。茶道具！　原花月 ☆白かいらぎ抹茶碗☆ TKS488 新品 京焼 水差し 棗 茶釜 ギフト。瀬戸伯庵を見るに等しく、内外菊花の如く薬たち、其外は黄瀬戸薬にて官入有之、艶よき色にて、白土、いづれも覆輪無之、宗甫薄茶に御用ひなされ候思召なり」とあり、これまた黄瀬戸釉を伯庵同手と見立てている。茶道具！ 土谷瑞光 ☆花の雲抹茶碗☆ TZH657 新品 京焼 建水 蓋置 ギフト。要するに菊花天目は、古来、瀬戸天目中の最上手として重んじられてきたもので、遺品のまれなことは、いっそうの声価を加えている。【骨董・茶道具】★音羽山窯 橋本永豊★★仁清色絵荒磯画茶碗 dn311xb.。その最大の見どころは、もとよりあざやかな黄瀬戸地に映発する金気釉のみごとな菊花意匠そのものにあり、遠州がもって菊花天目と銘して珍重したゆえんであるが、黄と金気の鮮烈な対照美は強く目に訴えて印象的であり、中世的な幽暗に覆われた天目の世界では、きわだって特異である。茶道具 鉄刷毛目 筒茶碗 光夫造 共箱 コレクター放出 旧家蔵出し 送料無料。その感覚には、すでに桃山的なものの曙光さえ現われ初めているともいえよう。10463/▲七世 川崎和楽 白楽松風茶碗 陶印在 共箱 楽焼 京焼 抹茶碗 茶道具。見込みの濃い飴色の釉だまり、またすこぶる魅力的であるが、中心に石はぜ一箇所、さらに景を加えている。●e1657 永楽善五郎 妙全作 絵唐津写 筒向付 5客 十六代 永楽善五郎 識箱。口縁につくろい大小二つ、縦貫入一すじ。茶道具！　西嶋秀樹 ☆錆窯変抹茶碗☆ THY646 新品 京焼 水差し 棗 茶釜 ギフト。高台内に飛び釉一ヵ所あり、高台側面にも釉だまりが見える。d34 技巧名品 人気作家 美濃焼 無形重要文化財 名工 若尾利貞 作 唐津 茶碗 抹茶碗 共箱 希少作 秀逸作 茶道具 本物保証。

伝来。茶道具！ 原花月 ☆富士波裏抹茶碗☆ KH01 新品 京焼 建水 蓋置 ギフト。小堀遠州箱書きで『遠州蔵帳』にも見え、小堀家蔵品であったが、安永四年小堀和泉守のとき同家を出て、大阪の又吉の手に移り、のち信州上田藩主松平家に伝わった。小西平内 ★ 赤楽 茶碗 ★ 共箱 ★ 師：川喜多半泥子 ★ 泡雪が降り積もった様な景色の逸品 ★ 茶道具 ★。大正元年、松平家の売り立てのときに、大阪藤田家の有となり、その後、藤田美術館創設とともに同館蔵品となった。骨董古美術時代物/十二代 坂倉新兵衛 六十八翁 茶碗 共箱 茶道具 本物保証。（満岡忠成）

瀬戸黒　銘　小原木

桃山時代にはじめてつくった、漆黒の釉薬の全面にかかった焼き物を、俗に瀬戸黒と呼んでいる。■楠廸庵■茶道具　茶碗　膳所焼　橋絵茶碗　共箱　岩崎新定作。瀬戸黒といっても、実際には、美濃でつくったものだが、桃山時代には瀬戸と美痰との区別がなかったようである。八代 吉向十三軒 干支庚辰 御本手 茶碗 茶道具 共箱付 未使用 龍飛鳳舞 本物保障 画像10枚掲載中。

瀬戸黒は天正時代につくられたので、一名天正黒とも呼び、また焼きあがると真赤なうちに窯から引き出して、急冷するので引き出し黒とも呼んでいる。楽山焼　十一代　空権作　長岡空権　長岡住右衛門　茶　共箱。瀬戸黒が志野や織部ほど遺品の数の多くないのは、窯の側面にある煙出しの穴から引き出せる茶碗の数が限られており、一窯に多くて四つか五つぐらいしか焼けないためである。茶道具　抹茶茶碗　色絵　芦画、京都　相模竜泉作、桐共箱　新品。。

小原木は作ゆきや姿がとくにすぐれ、瀬戸黒第一の名碗として古くから有名であるが、銘は、小原（大原）の山の木を一名黒木と呼ぶので、この茶碗の黒々としているところからつけたものとされている。日本製　シンプル　抹茶碗 土物ブルー抹茶碗 美濃焼。しかし、はっきりとしたいわれはつまびらかでない。茶道具 抹茶茶碗 色絵 蓮（はす）画、京都　相模竜泉作、桐共箱　新品、。

素地は灰白色のざんぐりとした土だが、腰の露胎の部分は、焦げて淡かっ色をおびている。茶道具　抹茶茶碗　乾山写　梅絵、京焼　中村秋峰作、桐共箱　新品、。

内外全面に、光沢のある漆黒の釉薬がかかっているが、内面の見込みは、茶かっ色に焦げている。清宗寺　薩摩　　鶴　桜　茶碗　共箱　在銘　茶道具　骨董品。これは窯から引き出した時に、他の部分は急冷して黒くなったが、内面見込みだけは徐々に冷え、そのため俗に古瀬戸釉と呼んでいる、茶かっ色の部分のある釉色になったのであろう。【茶道具】名工 木村盛和 光悦寺 天目茶碗 光悦寺住職 山下光雪箱書 共箱 黄布 光雪弟：音丸耕堂 保証品。

姿は豪快なうちにきりりと引き締まり、胴一面に太い箆目があり、瀬戸黒としては無類の作である。茶道具！ 香菊 ☆夕顔平茶碗☆ TCH583 新品 夏茶碗 京焼 建水 蓋置 ギフト。

胴は切り立ちにちかく、わずかに下がひろがり、分厚い口は反りぎみである。祥瑞五郎太甫 染付大鉢。古い茶書に

　「口作飯櫃、一体作能し、上作にて薄し、口に切り廻し有之」とあるように、口辺内側には篦を加えてある。茶道具　抹茶茶碗　白楽　飾り牛、京都　吉村楽入作。腰以下は露胎だが、高台は低くて小さい。茶道具　抹茶茶碗　乾山写　雪松、京都　鈴木一点作、桐共箱　新品。。木箆でざくりと削り出してあるが、一方が分厚く、一方が薄く、大きな兜巾がどっしりと立っている。【逢絢亭】茶道具 茶碗 京焼 紅安南写 菊の絵 花蝶窯 手塚石雲 共箱入り。

付属物は、袋が浅黄緞子、内箱は桜溜め塗りの曲げ物、それに黄漆で「小原木」と書かれ、干利休の書と伝える。10512/○七十四代朝日豊斎 干支巳茶碗 朝日焼 共箱 抹茶碗 茶道具。外箱は桐白木で、表に「瀬戸黒茶碗」、蓋裏に「此茶碗江戸より来る於瀬戸黒者奇妙之作也世無二者也」としるされているが、筆者は不詳である。茶道具　抹茶茶碗　色絵　沢瀉（おもだか）画、 京都　相模竜泉作、桐共箱　新品。。

伝来は、もと利休所持と伝えられ、その後、江戸にゆき、ついで大阪にかえった。◎【真作保証】 佐々木松楽 自作 高橋悦道 極箱 黒楽茶碗 京都 大徳寺 臨済宗 (後藤瑞巌 小田雪窓 佐々木輝夫 福富雪底) 茶道具 滋賀県 ⑦。明治になって赤星弥之助氏が所持していたが、大正六年赤星家の入札に二万一千円で落札、益田鈍翁の有となった。21417/○九代大樋長左衛門造 白平茶碗 共箱 花押在 箱書 抹茶碗 茶道具。戦後は益田家から出たが、瀬戸黒第一の名碗として知られている茶碗である。【友】三浦 竹泉 造 染付 湯 一対 高さ8.3cm 京焼 茶道具 古美術。

（小山冨士夫）

志野　銘　卯花墻　国宝

志野随一の名碗として古くから有名なものである・卯花墻という銘は、胴に描いた鉄絵紋様を卯の花の咲く墻にみたてて、片桐石州が命名したといわれている。茶道具！ 森俊山 ☆ぶどう抹茶碗☆ TSB764 新品 京焼 建水 蓋置 ギフト。

素地は、俗にもぐさ土とよんでいるざんぐりとした土で、卵殻色を帯びている。サナエ519　抹茶碗4客まとめて　在銘　作家物3客有り　美品　茶道具茶席道具　越前府中旧家蔵うぶ出し。この土は瀬戸にもなく、美濃でも土岐川の東側にはない独特の土で、あたたかい柔らかい感じの親しみのある土である。十六代 永楽善五郎 永楽即善　仁清黒楽器 茶碗　お茶道具　京焼　KYOTO WARE　 Japanese green tea bowl　中古美品　共箱。

形は、胴は切り立ちにちかいが、大きい箆目が上下二本あって変化を与え、口作りは俗に玉縁と呼んでいる、ぼってりとして厚みのある作りだが、厚いところと薄いところの変化の妙が美しい。古信楽　茶入　茶入　共袋　古裂　共箱　本物保証。また口は、一方はまっすぐにたち、一方がやや端反りぎみになっているところにも妙味がある。茶道具　抹茶茶碗　色絵　唐松画、京都　相模竜泉作、桐共箱　新品、。高台は木箆で無造作に削ってあり、だけは低いが重厚な感じがする。委託品　茶道具　茶碗　茶せん　抹茶碗　仁清　木箱付　中古品　欠けなし。長石を主体とした志野釉がどっぶりと内外に厚くかかっているが、これは刷毛で塗ったものではなく、鷲づかみにして、ずばりとつけたもので、つかんだ指あとが、ありありと写真でもよくわかる。茶道具　抹茶茶碗　色絵　梅、京都　中村清彩作、桐共箱　新品、。指あとと高台は露胎だが、内面は一面に志野釉が厚くかかっている。茶道具　数茶碗　青磁　雲鶴　５客、京焼　中村与平作、化粧箱入　新品。。

口を上から見ると正円ではなく、むしろ丸味のある三角形にちかく、作りはおもおもしいが、じっさいには写真で見るよりはひきしまった、むしろ小服にちかい茶碗である。【 陶芸作品 】大塩昭山 ★ 赤膚焼 茶碗 ★ 共箱共布栞 ★ 珍しい絵付け ★ いのしし ★ 奈良絵 ★ 茶道具 ★。姿もよく、作りもよく、釉調も美しいが、この茶碗の何よりの見どころは赤く焦げた火色で、高台内素地の部分にまでよく出ている。茶道具　抹茶茶碗　色絵　梅（うめ）画、京都　相模竜泉作、桐共箱　新品、。とくに縁の火色のこれほど美しい志野は、かつて見たことがない。骨董古美術時代物/江戸初期肥後作 古小代焼（小岱焼） 平茶碗　箱書:保田憲司　本物保証。火色は釉薬が薄いと、素地に含まれたわずかの鉄分が焦げてできるものだが、火が甘くてもだめだし、焼けすぎても消えるもので、火加減がむずかしい。茶道具　抹茶茶碗　色絵　蔦、　京焼　中村清彩作　桐共箱■新品■。

胴の釉下に、瀬戸美濃地方で鬼板と呼んでいる鉄絵具で縦横の線を加えてあるが、もともとは垣を意識して描いたものかどうかは疑わしい。茶道具　抹茶茶碗　紅白梅絵、京焼　中村秋峰作　桐共箱■新品■。志野や織部には抽象的な紋様がいろいろとあり、紋様以前の紋様と解すべきものであろう。茶道具　抹茶茶碗　乾山写　青楓、京焼　鈴木一点作　桐共箱■新品■。

卯花墻は志野第一の名碗だが、いつどこでつくられたものか、時代は作風・釉調からみて天正・文禄ごろの作と見るべきであろう。粉吹風茶碗 虎渓山水月窯 荒川豊蔵 監修窯☆33。美濃で志野をつくった窯跡は可児町久々利大萱、大平、土岐市泉町久尻、高根、大富、定林寺、妻木、曽木、瑞浪市陶町大川、水上、猿爪など四十余力所に発見されているが、卯花墻をつくった窯は、美濃でいちばんいい志野のつくられた久々利大萱の牟田洞とされている。【逢絢亭】茶道具 茶碗 京焼 浪越に富士の図 真葛（宮川）香斎 共箱入り。荒川豊蔵氏は牟田洞の窯跡で卯花墻そっくりの陶片を採集されており、卯花墻は天正、くだっても文禄年間に大萱の牟田洞でつくられたものと解すべきであろう。【 陶芸作品 】★ 須田祥豊 ★ 野々村仁清 写 黒花菱 茶碗 ★ 共箱 ★ 金彩が艶やかな逸品 ★ 如拙庵 ★ 京焼 茶道具 ★。

　袋　市松更紗織留

　内箱　桐白木　蓋表書き付け「卯花墻」片桐石州

　蓋裏「やまさとのうのはなかきのなかつみちゆきふみわけしここちこそすれ」

　外箱　樫

もと江戸の豪商冬木家に伝わり、明治のはじめ大阪の山田喜之助（澱南）に譲られ、明治二十三年、室町三井家が、当時としては破格の千円で買いとったと伝えられている。★※★※喜楽造　赤楽茶碗　黒楽茶碗　壱双★※★※。昭和三十四年、国宝に指定された。21984/○通次阿山 仁清写 茄子 茶碗 共箱 抹茶碗 茶道具。（小山冨士夫）

伯庵　本歌　中興名物

『大正名器鑑』第八編には、伯庵の名碗として関戸家のこの茶碗のほか、冬木、奥田、土岐、宗節、酒井、朽木、天王寺の八伯庵茶碗をあげている。21824/○七十四代 朝日豊斎 松林豊斎 茶碗 朝日焼 干支 酉 茶碗 共箱 抹茶碗 茶道具。それ以外にも鴻池家伝来のものなど何点かあるが、伯庵は遺品の数の少ないもので、古来わが国の茶碗ではとくに尊ばれているものである。楽茶碗　黒茶碗 茶道具セット 茶箱 抹茶碗 茶道具 古物　レトロ茶碗　レア物。

その中でも関戸家のこの伯庵は、伯庵の本歌とされ、随一の名器とされている。茶道具　抹茶茶碗　色絵　蔦（つた）画、京都　相模竜泉作、桐共箱　新品。。もっこりとした形、しっとりとした釉調、同じ伯庵でも、ほかの茶碗に比べ、柔らかく、親しみがあり、とくに高く評価されているものである。林陶造 赤楽 抹茶茶碗 大徳寺 黄梅院 住職 小林太玄 書付 銘 『古今』 在銘 陶造 共箱 桐四方桟 共布 茶道具。

　『目利草』には伯庵の七契として、なまこ薬、飛び薬、白土、枇杷色、高台の竹の節、片薄、茶だまりをあげ、また『名物目利聞書』には伯庵の十誓（十二品）として、枇杷色、生海鼠薬、しみ、高台片薄、高台縮緬絞り、ろくろ目、きらず土、茶だまり、小貫入、端反り形、（竹の節）、（飛び薬）をあげている。茶道具　抹茶茶碗　乾山写　雪竹絵、　京焼　中村秋峰作　桐共箱■新品。

高麗茶碗で井戸をとくに尊んでいるのと同じように、わが国の茶碗では伯庵をとくに尊び、そのためにこのような見どころもあげているのであろう。【京洛西鴨谷桂窯】三代伊東桂楽「黒　茶碗」 茶道具 初代崇白・崇楽に師事 楽焼 抹茶椀 茶器 栞添 共裂 共箱 y92268528。

伯庵は、いつどこでつくられたということが、今日まだはっきりとしない謎の茶碗である。大阪家蔵出1 九代 楽吉左衛門 了入 「中印」名品 本物保証 抜群の焼き上がり 楽吉左衛門 共箱。古来瀬戸の伯庵といわれているが、瀬戸のものか、美濃のものか、それとも朝鮮のものか、はっきりとしない。★☆白樹 青楓 平茶碗 与平 茶道 茶器 元箱☆★。

関戸伯庵の素地は、ざらっとした中に粘りのある卵殻色の土で、露胎の部分はよごれて黒ずんでいる。★※★※草山造　銀覆輪付　天目茶碗★※★※。わずかに鉄分のある、しっとりとした釉薬が内外面にやや厚くかかり、荒い貫入が内外面にある。茶道具！ 原花月 ☆さくら抹茶碗☆ TKI137 新品 京焼 建水 蓋置 ギフト。腰以下は露胎で、高台の内に俗に飛び釉と呼んでいる、ぽとりと釉薬のかかったところがある。茶道具　抹茶茶碗　色絵　柚子（ゆず）画、京都　相模竜泉作、桐共箱　新品。

焼成は酸化ぎみで、黄瀬戸にちかい釉調だが、どこかくすんで、濁った感じである。10478/○吉村楽入 紅葉文茶碗 楽焼 京焼 共箱 抹茶碗 茶道具。釉色は俗に枇杷色とよぶように、淡黄かっ色を呈しているが、ぶと呼んでいる斑状に明るく赤味をおびたところがある。茶道具　抹茶茶碗　乾山写　鶴絵、京焼　中村秋峰作、桐共箱　新品、。

造りはぼってりとしているが、縁造りは比較的に薄く、わずかに端反りぎみになり、碗形の胴を大きい高台がささえている。鈴木三成 ★ 米色磁 茶碗 ★ 共箱 共布 栞 ★ 師：河村蜻山 ★ 釉景が素晴らしい逸品 ★ 窯変 青磁 ★ 茶道具 ★。高台は低いが竹の節になり、底裏の削りは片薄で、まん中のうずを見ると左回りのろくろで削ってある。茶道具　抹茶茶碗　色絵　石蕗（つわぶき）画、京都　相模竜泉作、桐共箱　新品、。見込みには茶だまりもあり、伯庵七契を十全具備した茶碗である。茶道具　抹茶茶碗　色絵　萩（はぎ）画-N、　京都　相模竜泉作、桐共箱　新品。。

　袋　金入色替緞子

　内箱　桐白木　蓋表貼り紙書き付け「瀬戸伯庵　茶碗」小堀遠州

　中箱黒塗り　面取り朱漆　蓋表貼り紙書き付け「伯庵」筆者未詳

　外箱　桐白木　蓋表「瀬戸　茶碗　伯庵」筆者未詳

　添え書き付け　一通

もと幕府の医官、曽谷伯庵が所持していたと伝えられ、ついで淀の稲葉家に伝わり、その後転々としたが、江戸深川の豪商、鹿島清左衛門が入手した。茶道具！ 原花月 ☆富士・山下白雨 抹茶碗☆ KH03 新品 京焼 建水 蓋置 ギフト。明治四十年、井上馨侯爵の所蔵となり、大正十四年、井上家の入札の時、三万六千円の高値で名古屋の関戸氏が落札したと伝えられている。茶道具　数茶碗　色変　青海波　5 客、　田中香泉作　桐共箱■新品■。（小山冨士夫）

【概説より　一部紹介】

天目・瀬戸黒・黄瀬戸・志野・織部・伯庵

はしがき

　日本の茶碗のなかで、今日、最も声価の高いのは、長次郎焼の茶碗、本阿弥光悦の茶碗、そして志野茶碗ではないかと思う。【八八八】人間国宝 原清 粉引茶碗 ◆共箱 茶道具 抹茶碗 【c-017】。

　桃山期以来、茶人たちの数百年におよぶきびしい鑑賞の歴史を経て、いま、長次郎、光悦、志野の茶碗が脚光を浴びているわけだが、はからずもこれら三種の茶碗が、桃山の茶の湯にあざやかな足跡を残した三人の代表的な茶人、千利休、古田織部、本阿弥光悦の好みになり、またはその手で作られたものであったことは、茶の世界に彼らの残した美の作為、風流の生活が、容易ならざるものであったことを、端的に示したものといえるのではないだろうか。茶道具　抹茶茶碗　仁清　柊（ひいらぎ）絵、　京焼　秋峰窯　中村良二作　桐共箱■新品。

　そしてこのたび、本全集を編するにあたって、和陶の茶碗は四巻・五巻の二冊に収録されることになったが、今日の視点において名碗と称されるのにふさわしい作品を選んだとき、その中核をなすものは、やはり志野を中心とする美濃・瀬戸の茶碗と、長次郎・光悦の楽茶碗であった。茶道具　抹茶茶碗　色絵　柚子（ゆず）画、京都　相模竜泉作、桐共箱　新品。。それは、はじめに述べたような、今日におけるおおむねの茶碗観がそのまま反映したものであり、いわば長い歴史的変遷ののちに、ひとまず現代における評価がここに定まったといえるのである。【京清水焼高台寺窯】森里陶楽「仁清　八ツ橋　茶碗」 茶道具 京焼 清水焼 抹茶椀 菖蒲 花紋 共箱 y91615982。

ところが、今日、これほど声価の高い志野茶碗ではあるが、それはけっして古い伝統あるものではなかった。10461/▲岡田佳山 色絵吹寄之図茶碗 陶印在 共箱 京焼 抹茶碗 茶道具。いまから四十数年前、箒庵高橋義雄翁によって『大正名器鑑』が編さんされたとき、志野・織部・黄瀬戸の茶碗で収録されたものは、わずかに九碗、うち志野は六碗にすぎなかった。某蒐集家放出品！古清水椿の絵茶碗 二代 仁阿弥道八 極箱 ☆82。

　名古屋出身の茶人箒庵が全力をあげての編著であり、名碗を求めての探索には、とうてい私どもの及ばぬ努力がなされていたにもかかわらず、そこに所載された志野は六碗であった。☆∽和楽堂☆本物保証・越前の国*福井・黒楽印筒茶碗 * 扇面と星絵で喜び贈呈の茶碗・口径にニューが有ります・共箱∽☆。もちろん箒庵に志野茶碗の所在がわからなかったのではなく、それは明らかに、当時一般の好尚が志野の認識を深めていなかったことを反映したものと思われる。【金閣】茶道具 三浦竹軒作 鱗紋 茶碗 共箱 旧家蔵出(MG942)。

志野茶碗に対する愛好が高められたのは、おそらく、昭和十一年に刊行された如春庵森川勘一郎翁の編著『志野・黄瀬戸・織部』に負うところが大きい。抹茶碗　信楽焼　京焼　茶道具　アンティーク抹茶碗　蔵出し　白釉　１客。同書には伝世の志野十八碗が、すべて原色版で所載されており、今日における和陶志野に対する評価は、この労作によって啓発されたといえる。【銀閣】清水卯一作 白釉 茶碗 在銘 共箱 未使用(RC734)。そしてその後、しだいに研究家、陶芸家の間でも志野は再評価され、おのずから数寄者間の鑑賞も高まって、今日にいだったのであった。【骨董・茶道具】★千家十職 永楽善五郎（妙全）★★茶碗 co020sgl.。

　ちなみに、志野茶碗に対する賞玩のあとをざっとふり返ってみると、桃山の茶碗であるから、当時流行の作品であったことは当然だが、江戸初期以後、ことに遠州時代を過ぎると、茶碗の賞玩は明らかに高麗茶碗に偏重し、次いで利休以来の楽茶碗、さらに唐津、萩などがつづき、志野や織部に対してはあまり興味が示されていなかったように思われる。珍品！『東左 の変わりだね茶碗』合箱。したがって、名物または中興名物にも加えられず、『遠州蔵帳』『玩貨名物記』『中興名物記』など、江戸時代の代表的な名物記にも一碗も所載されていない。476215 吉田喜彦 作 刷毛目茶碗（共箱）茶道具。そのために大名を中心とした茶数寄の場では、ほとんど顧みられることなく、これが志野の位置をいちじるしく低下させていったと推測される。【通次阿山】「仁清黒若松茶碗」茶器茶道具　管Z8013。

　江戸時代における一般的な傾向はそうであったが、一部の数寄者、ことに町人の問では案外に愛蔵されていた。山岡善昇（造）金彩色絵高野槇茶碗 共箱 茶道具 現代工芸 未使用 慶祝秋篠宮家親王殿下ご誕生記念 京焼　z0261k。その一例として、元禄から元文ころに栄えた江戸の富商、冬木家に「卯花墻」が伝わったことが知られており、大阪の鴻池家にも数碗伝来していた。京都名工 佐々木松楽（造）黒楽茶碗 松楽窯 京焼 楽焼 茶道具 現代工芸 美品 b9450e。そしてまた、名古屋や京都の名のある町人の家に伝来したものもかなり多く、いわば志野は、町人の茶碗であったともいえるほどである。七世　吉向松月　茶碗　共箱、栞　茶道具。しかしそれとても、高麗茶碗や楽茶碗と比較すれば微々たるものでしかなかった。期間限定！◎◎利休kura茶道具RiQ蔵☆☆ 茶碗 / 佐々木昭楽 即中斎好 嶋台茶碗 2個セット 黒金/赤銀 金銀 初釜 京焼 / 共箱【骨董・美品】。

また幕末の大名茶人、松平不昧の収集品のなかに、志野茶碗が三碗加わっているのも注目に価する。【蔵】茶道具 二代 小川長楽 造 刷毛目茶碗 楽茶碗 共箱 本物保証 Y201。すなわち『雲州名物記』の「名物並之部」に位されている「志野茶碗」、本巻にも所載されている「朝萩」、五島美術館蔵の「梅ヶ香」の三碗であるが、『雲州名物記』は従来の名物記とちがって、不昧公自らの見識によって収集されたものであるだけに、志野茶碗もここにきて、少なくとも『玩貨名物記』の時代よりも認識が高まったといえるのであるが、それはおそらく公の収集が、道具商を仲介してのものであったことが反映したものと考えられる。【逢絢亭】茶道具 茶碗 京焼 仁清写 黒釉 牛の春の図 永楽即全 永楽善五郎 共箱入り。

　そしてさらに志野茶碗の存在を高め、その美しさを名実ともに認めるようになったのは、やはり現代にいたってからで、三井高保、益田鈍翁などを中心とした、数寄者の間で賞玩されるようになってからであり、一方、荒川豊蔵氏らの古志野再現への努力の積み重ねなども、大いに影響して、今日に至ったといえるのである。茶道具 黒楽茶碗 仕覆 時代物 極上品 初だし品 C3701。

本巻に所載された茶碗は、志野のほかに瀬戸天目、瀬戸白天目、瀬戸黒、黄瀬戸、黒織部、織部、伯庵などであるが、やはり主体をなしているのが志野であることから、志野茶碗の賞玩のあとを略記することによって、はしがきとした次第である。村田陶苑 ★ 黒釉撫角茅屋図茶碗 ★ 共箱共布 ★ 金彩 ★ 検 野々村仁清 写 茶道具 ★ 京焼 清水焼。（以下略）