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不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
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オススメ度 4.2点
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自筆「源氏物語」の「藤裏葉(ふじのうらは)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。文人華 寓意の花 - いけばな嵯峨御流 嵯峨ショップ。
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。【政】29026 ☆茶道具☆三田王子山焼染付水注 箱入 水次ぎ 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 蓋置 棗。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。清水六兵衛 ★ 志野 蓋置 ★ 共箱 ★ 珍品 ★ 氏の絵志野は珍しく味わいのある逸品 ★ 茶道具 京焼 ★。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。【政】29503 ☆茶道具☆乾山茶碗 箱入 茶筅 茶筒 茶杓 茶釜 蓋置 棗。現在の今上天皇と系譜がつながっている。★八世乾山 山本如仙作品 乾山写雪笹絵ぐい呑(共箱)尾形乾山。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。【政】28242 ☆茶道具☆唐銅朝鮮風炉釜 浄清造 共箱 茶道具 骨董 古物。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。【政】30752 ☆茶道具☆茶臼 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 蓋置 棗 骨董。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。105 玄々斎 書附 志戸呂焼 一閑人 蓋置。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。16 淡々斎 書附 伯斎 作 影向松 蛤端 薄板。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。平安瑞光造 色絵七宝四君子 水注 茶道具 煎茶道具 共箱。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。真葛香斎 『 ボンボリ 蓋置 』 高さ約5.5cm 共箱付 ■ 桜模様 雪洞 ぼんぼり 茶道 茶道具 伝統工芸品 ■ 松780。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。41◆初荷です ◆茶道具 平安 勝見永泉 紫交趾 青梅波皆具 ◆共箱 未使用美品。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。茶道具 皆具 染付祥瑞 瓢形腰捻 水指蓋摘み松笠 高野昭阿弥作。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。39 不見斎 作 茶杓 共筒 銘 「千世」玄々斎 箱書附。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。23 惺斎 書附 土田 友湖 作 吸江斎 好 鱗鶴 青海波 服紗。また、各巻ごとの書かれた年については不明。21 即中斎 書附 哲塘 作 双鶴 茶器。従って、応永五年とは、書き始めの年である。平安祥堂作 染付金蘭手皆具【極上品】お茶道具/共箱。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。★平安 宝泉造【仁清雲錦流水文 片口水次 共箱】状態良好! 長さ26cm 直径16cm 高さ16.2cm 茶道具 京焼 茶器。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。【古美味】丹山窯 小峠葛芳造 祥瑞写丸紋茶器 茶道具 保証品 U6Vt。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。28 駒沢 利斎 作 木地 炉縁 (共箱)。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。18 永楽 和全 作 茶壷 (共箱)。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。11 楽 了入 作 三つ葉 蓋置 (共箱)。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。【風流庵】 『新品 炭点前』 炉用 羽根 ★ 三つ組み (孔) 羽箒 化粧箱。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。茶道用のくぬぎ炭「炉」 茶道具。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。茶道具 火入(ひいれ) 火入 黄交趾 七宝 高野昭阿弥 元箱付き。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。069 時代物 煎茶器 京焼 萩焼 九谷焼 宝瓶 湯冷 茶碗 茶盆 茶托 茶筒 茶合 火箸 建水 菓子鉢 花入 急須 茶道具 煎茶道具 中国美術 古玩。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。委託HK◇伝ノンコウ 赤楽茶入(茶道具 陶磁器 陶芸 京焼 楽焼 赤楽 抹茶 濃茶 点前)。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。真葛香斎 ツボ透かし 蓋置 共箱。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。【都屋】4 真葛香斎「青交趾松葉 蓋置」共箱 高さ 約5.5cm 幅 約5.5cm 建水 杓立 水指 茶碗 香合 棗 茶道具。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。H078 茶道具 仕覆 西陣織 茶入 棗 まとめ12点。
出品した「源氏物語」は藤裏葉(ふじのうらは)の内容の要旨
「藤裏葉」(ふじのうらは)の巻は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。蒲池窯 土器師 伊藤征隆 作 面取風炉 共箱 栞 茶道具 (D2802)。源氏の君の子息・夕霧と内大臣の姫君・雲居の雁の恋を無理矢理裂いてから数年、二人の恋愛は世上に知られている。【八八八】白井半七 色絵 菖蒲文 蓋置 ◆無地桐箱付 茶道具 【e-163】。今更違う相手と娘を結婚させるのは風聞が悪く、夕霧の方からあせって結婚を申し込む様子もなく、内大臣は自分が折れるべきだと考えるようになった。『大徳寺』 松長剛山師箱書 森岡嘉祥作 志野茶入 桐共箱。四月、自邸で藤の花の宴を開くという内大臣の口上を持った息子の柏木が、夕霧を迎えにやってくる。加藤利昇作 竹食篭。緊張している夕霧に源氏は出かけるよう促し、着替え用にと自らの上等な衣服を選び与える。【古美味】十四代亀井味楽造『鵬雲斎書付』高取大海茶入 茶道具 保証品 y4HE。藤の花の宴で内大臣はかねての仲であった娘の雲居の雁と夕霧の結婚を認める。【風流庵】 『新品 炭点前』 風炉用 ★ 三つ組み (孔) 羽箒 化粧箱。仲睦まじい夫婦の誕生に、源氏は親心に嬉しく夕霧の辛抱強さを褒めてやる。【茶】十四代 紀太 理平 色絵 なでしこ 撫子 蓋置。内大臣も結婚させてみると後宮での競争の多い入内より、立派な婿を迎えた今の結婚の方が幸せだと分かり、心から喜んで夕霧を大切に扱うのだった。【扇屋】八代 吉向十三軒 作「六瓢」共箱 高さ 約5.5cm 幅 約5.5cm 蓋置 交趾 茶道具 棗 香合 茶碗 茶杓。
原本自筆上部に「紫藤花下漸黄昏」(紫藤の花の下、漸(ようやく)黄昏(たそがれ)と記されている。加藤利昇窯 赤地金襴皆具。藤の裏葉の巻は華麗な源氏一族を描いている。◆◇陽炎園 淡海ぜぜ 膳所焼 尋牛斎好 六角建水 茶道具◇◆。栄耀栄華を極めた藤の花の華麗な開花のさまは源氏一族の繁栄を示すものであった。中村翠嵐 皆具 紺紫交趾 共箱 茶道具。まるで楊貴妃の栄耀栄華を見るようである。55◆初荷です ◆茶道具 御室窯 仁清色絵海松波文水注 ◆共箱 未使用美品 丁寧な絵付けです。紫式部が「藤裏葉」を書くに際し、「白楽天」の漢詩を読み理解し共鳴していることがよくわかる。060 時代物 煎茶器 京焼 平安 30点 無傷 和峰 光抱 清昌 春峰 白鳳 宝瓶 湯冷 湯呑 茶入 香合 茶道具 煎茶道具 中国美術 古玩。詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。【茶】京薩摩 岡田 暁山 金彩 草花之絵 皆具 水指 建水 杓立 蓋置。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」藤裏葉(ふじのうらは)の巻》
「藤裏葉」の巻は英文で「The Eastern Cottage」と表記されます。流水に紅葉皆具(箱無・紙箱入)山川巌作81dcbb。
《自筆上部の原本自筆上部に「紫藤花下漸黄昏」(紫藤の花の下、漸(ようやく)黄昏(たそがれ)の漢詩文の落款が押捺されている。★状態良好!横田鳳山【オランダ皆具】水指(直径14.5×高16.5さcm)・杓立・蓋置・建水のセット! 紅毛 莨(たばこ)の葉 茶道具 茶器。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節です。【風流庵】 『新品・茶室道具』 大三ツ羽根 ★ 座掃箒 / 座箒 白化粧箱。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。【風流庵】 『展示品』 平安・高野昭阿弥作 ★ 色絵 糸巻 蓋置 共箱。)
「自筆原本」
自筆右下の上の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子と娘・幾千姫(玉映)の落款。八代吉向十三軒作 麦藁手 四方糸巻火入 「茶道具・火入」 共箱 【真作保証】送料無料。
《自筆上部の原本自筆上部に「紫藤花下漸黄昏」(紫藤の花の下、漸(ようやく)黄昏(たそがれ)の
漢詩文の落款が押捺されている。【古美味】十三代亀井味楽造『即中斎書付』高取文琳茶入 銘:大黒 茶道具 保証品 wC4D。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節です。膳所焼 淡海ぜぜ 陽炎園 造 侘助写茶入 相良間道仕覆添 共箱 茶道具 保証品 ◆11432YS。》
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。たくまポタリー 一輪挿し 未使用 保存品。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。【涼風庵】笹田有祥 白玉文琳写茶入 共箱 仕覆(正法寺緞子)。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。M1121 輪違炭斗 唐物 灰器 灰さじ。
《「源氏物語」藤裏葉(ふじのうらは)の巻》
「も(漏)りにけるくきたのせき(関)を河口の浅きにのみは
おほせさらなん年月のつも(積)りも、いとわりなくて
なやましきに、物おほ(覚)えす」と、ゑ(酔)ひにかこちて
くるしけにもてなして、あ(明)くるもし(知)らすかほ(顔)なり。◇茶道具 裏千家 淡々斎好 立礼棚 御園棚 丸炉付◇。
人々きこ(聞)えわつらふを、おとゝ(大臣)、「したりかほ(顔)なる
あさ(朝)い(寝)かな」と、とかめ給ふ。石臼 ■ 茶臼 碾臼 [最大径約23㎝ : 約7.3㎏] ■茶道具 道具 R№9719■。されと、あ(明)かし
は(果)てゝそ出て給ふ。H080 茶道具 仕覆 西陣織 茶入 棗 まとめ12点。ねくたれの御あさかほ(朝顔)、み(見)るかひありかし。十四代朝日豊斎 鹿背茶入 共箱 共布 仕覆(三雲屋鈍子・俵屋金襴)茶道具 保証品。
御ふみ(文)は、なをしの(忍)ひたりつるさま(様)の
こゝろ(心)つかひにてあるを、なかなかけふ(今日)はえ
きこ(聞)え給はぬを、物いひさかなきこ(御)たち(達)つきしろふに、
おとゝ(大臣)わた(渡)りてみ(見)たま(給)ふそ、いとわりなきや。【茶】平安 春峰 瓶掛。
「つきせさりつる御けしき(気色)に、いとゝ・・・・《思ひ》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。京焼【橋本永豊】色絵 万葉集 香合 共箱 茶道具 IJ24-0207。
《「源氏物語」藤裏葉(ふじのうらは)の巻》
《内大臣の姫君(雲井雁)と宰相中将(夕霧)との恋物語の原文》
《(雲井雁)「あのとき私たちの浮名(うきな)を世間に流した河口の関守―
あなたは、どういうおつもりで関の荒垣(あらがき)のこと―
私たちの仲を漏されたのでしょうか。J084 茶道具 仕覆 西陣織 茶碗 棗 茶入 茶杓。あまりなお方です」
とおっしゃるご様子がまことにあどけない感じである。茶道具 真塗 面取風炉 黒 月松斎 土風炉 桐箱 押印。
宰相(夕霧)は、少し笑って、》・・・・
(夕霧)「きびしく守っていてもその荒垣を越えて浮名が漏れたという
岫田(くきだ)の関なのに―浮名の漏れたのは父大臣の口からなのに、
河口の浅さ―私のいたらなさゆえと、そのことばかりお責めにならないでください。大海茶入 長緒仕覆 古美術品 骨董 86 茶道具 濃茶 牙蓋。
長い間辛抱してきたことを思うと、ほんとにせつなく悩ましくて、
今は何もわきまえがつかない」
と、酔いにかこつけていかにもくるしそうにふるまい、夜の明けるのも
気づかぬといったふうである。茶道具 茶箱 振出 巾筒 黄交趾 七宝紋 赤沢 露石 作 茶道 27-8321。
女房たちが、お起しもできかねているので、内大臣は、
(内大臣)「いい気になって朝寝している」と文句をおつけになる。★状態良好!平安 喜山造【肩衝茶入(仕覆付) 共箱】仕覆は昭光裂 京焼 万代喜山 蓋も上等!直径5.8×高さ9.3cm 蓋径3.1cm 茶道具 茶器。
それでも、宰相(夕霧)は、夜が明けはてぬうちにお立ち出でになる。『染付祥瑞写灰落 平安 丹祐 無傷美品 共箱』。
その寝乱れの朝のお顔は、見るだけのかいある風情(ふぜい)ではある。【風流庵】 『土風炉師』 月松斎作 ★ 真塗 紅鉢風炉{尺○} 共箱。
後朝(きぬぎぬ)の御文は、まだやはり以前と同じに人目を忍んだ心づかいをして
届けられたが、女君(雲井雁)は昨夜の今日だけにかえってご返事も
お書きになれないので、口うるさい女房たちが目引き袖引きしている。510844 【 美品 茶道具 半田焙烙セット 半田素焼 赤楽 陶印 桂 底取 紙箱 】 検)炭道具 巴半田 筋半田七事式 炭所望 灰器 茶事 茶道教室 ⅳ。
そうしたところへ、内大臣がおいでになって、宰相(夕霧)の手紙を
ごらんになるのは、なんとも困ったことではある。『中古品』 平安・笹田有祥作 珠光文琳写 茶入 桐共箱。
その御文には、
(夕霧)「どこまでも打ち解けてくださらなかったご様子ゆえに、・・・・《ますます
この身の程を思い知らされずにはいられませんので、耐えられぬ気持から、
またも私は気が失(う)せてしまいそうです。【MKA】笹田有祥 大名物写 珠光文琳茶入 美品 共箱 京都 茶道具 真作保証。》
備考・内大臣(雲井雁の父)と宰相中将(夕霧)の不仲は、夕霧と雲井雁の二人が愛し合っていることに不満を持ってのこと。【風流庵】 『半田焙烙』 筋・巴半田 ★ 半田灰器 (火箸・底取) 一揃 化粧箱。以来不仲であるがさりとて、姫君(雲井雁)にとって夕霧以上の婿がいないため悩む親心をあらわしている。『中古品』 平安・笹田有祥作 時雨写 茶入 桐共箱。
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。◇茶道具 懐石道具 木製漆器 9点セット 5客揃 未使用品 共箱入◇。
《Wisteria Leaves (藤裏葉)》
"Shallowness was one, but only one,
Among the traits that helped it pass the barrier.
"The length of the wait has driven me mad, raving mad.
At this point I understand nothing."
Intoxication was his excuse for a certain fretful disorderliness.
He appeared not to know that dawn was approaching.
The women were very reluctant to disturb him.
"He seems to sleep a confident and untroubled sleep," said Tono Chujo.
He did, however, leave before it was full daylight.
Even his yawns were handsome.
His note was delivered later in the morning with the usual secrecy.
She had trouble answering.
The women were poking one another jocularly and the
arrival of Tono Chujo added to her embarrassment.
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
《藤花末叶(藤裏葉)》
“莫怪河口,疏多漏泄,久木多上,
守。茶道具 羽箒 炉用 左羽根 唐君鳥 茶道 t ms2205-06。害得我年忍受相思之苦,
愁懊,不辨前后。★【七】 茶道具 茶掃箱 フルセット 新品。”他借口酒醉,装出困疲之状。●平安 玉堂造【染付山水皆具 共箱】水指・杓立・蓋置・建水のセット 手塚玉堂 状態良好! 茶道具 京焼 茶器。
天色近,只当不知,流不肯去。★状態良好!平安善昇造【水玉透し文 手鉢 共箱】山岡善昇 サイズ:21×20.6×高さ18.8cm 茶道具 菓子器 京焼 茶器 参考価格19000円。
侍女都替他着急。【金富士】未使用 白泥涼炉 台付 煎茶道具。内大臣之,怪道:
“睡得得意,在不起来?”
但夕霧于在天色大明之前回去,
那睡眼蒙之相亦甚美。【茶】白井 半七 藤画 蓋置。
次日夕霧的慰信,依旧像情一般地送来。【茶】井上 春峰 涼炉・涼炉台 三峰炉 (2) 煎茶。
中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
注記・中国語の文字の一部がシステムの関係で反映されない場合があります。【茗】左入 楽 吉左衛門 造 赤 茶入 即中斎 書付【樂 楽吉左衛門 旦入 大樋 直入 了入 玉水焼 道年 表 而妙 斎 如心 裏 千家 猶有 濃茶】。この場合、落札後に正確な中国語の文字を記載した中国語訳文を交付いたします。【茶】茶道具 今岡三四郎 作 祇園祭 団扇 蓋置。
左の写真が「源氏物語」藤裏葉の巻の末尾(原本番号25-B)の押印。510757 【 美品 茶道具 昭山作 赤膚山 飾壺 茶壺 飾網紐付 四つ耳壷 陶印 共箱 】 検) 作家物 口切茶事 茶壷 茶器 茶の湯 炉開き ⅲ。
写真一番左下の角印が仙台藩の家紋印(竹に雀)
家紋印の上の2つの印は仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。K6068 清水六兵衛 作 白磁 蘭図 建水 水盂 しずく 在銘 共箱 京焼 陶磁工芸 時代物 古美術 茶器 茶道具 M04。冬姫は内大臣・通誠の養女。【MKA】竜谷窯 宮川香雲 文琳茶入 共箱 京都 茶道具 真作保証。
冬姫は通称。茶道具 京焼 平安有祥 笹田有祥作 文琳茶入 間道仕覆付 美品!!。正式な名は伊達貞子。【茶】十四代 楽 吉左衛門(覚入) クワラ 蓋置 馬鈴 駅鈴。左端の写真は「藤裏葉の巻」末尾の拡大写真。【風流庵】 『土風炉』 平安・月松斎造 ★ 真塗 面取風炉 (尺2) 共箱。
上の篆書体は、「紫藤花下漸黄昏」(紫藤の花の下、漸(ようやく)黄昏(たそがれ)の押印。雉坂★茶道具【 天目釉 茶壷 桶谷定一 共箱 】★飾壷・飾茶壷・床飾・京焼。
篆書体の左の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・玉映の落款
写真右上の2つの印は仙台藩医・木村寿禎の落款
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。29◆初荷です ◆茶道具 交趾焼 名工 中村翠嵐 浅黄交趾竹火入 ◆共箱 共布 未使用美品 人気の交趾焼。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。【風流庵】 『新品・中興名物写』 平安・笹田有祥作 ★ 岩城 文琳茶入 桐共箱。)
(出品した自筆の「断層画像写真」(藤裏葉の巻)MRI 33―9B
自筆二つの印のうち上は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」、上は娘の幾千姫(玉映)の落款。【涼風庵】朝日豊斎 作 朝日焼 鹿背屁目茶入 鵬雲斎書付 仕覆(2) 裏千家。
「源氏物語・国宝」「藤裏葉の巻」主人公の資料
下記写真は、「国宝・源氏物語絵巻」の中に描かれる夕霧と雲井雁
「源氏物語絵巻 」(国宝)夕霧(左)と雲井雁(右)
右下は、雲井雁侍女
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。蓋置 交趾葵 高野昭阿弥 茶道具 新品。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
4番目の写真は、天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行
源氏物語「藤裏葉」原本に記されております。■七】茶道具 ヤマキ電器 遠赤外線 電気炭 炉用 表千家 yu022c強弱 新品。紫式部が「藤裏葉」を書くに際し、「白氏文集」の漢詩を熟読したうえで「源氏物語」の「藤裏葉の巻」を書いていることがわかります。『新品』 平安・笹田有祥作 岩城文琳 中興名物写茶入 桐共箱。この原詩の言葉の引用は、「藤裏葉の巻」に用いられていることで広く知られている。【風流庵】 『鳰窯』 比枝李庭作 ★ 地蔵 共箱。紫式部がこの原詩に親しんでいたと推定されている。【和美】平安桂窯 雲華焼 寄神崇白 造 瓶掛 共箱 茶道具。
「紫藤花下漸黄昏」(紫藤の花の下、漸(ようやく)黄昏(たそがれ)という漢詩文の落款が押捺されている。永楽善五郎造 交趾末広花入 而妙斎宗匠書付。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。祥瑞手 瓢形 茶入 染付 仕覆 利休梅 木箱入り 茶器 茶道具【k2939】。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。聞香炉 青磁 筋入 富田 静山 造 香道 火入れ 茶道 紙箱入り t tz21-003。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。茶道具 煙管一双 裏流 銀杏彫 t 茶道 ms1911-4 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。茶道具 羽箒 炉用 左羽根 (13) 茶道 t tz05-003。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。[ギャラ藤]黄井仁 造/唐物七宝皆具 総重量2764g/共箱/G-845 (検索)骨董/水指/水差/建水/花入/蓋置/茶道具/水器。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。黒木国昭 作 手吹きガラス お茶入れ『金彩 光琳』共箱 栞付き 茶入 茶道具 銘 箱付き 骨董品 ミルフィオリ 美術品。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。【風流庵】 『洛東』 桶谷定一作 ★ 天目釉 飾壷{一式揃} 共箱。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。★売出【七】茶道具 表千家用 遠赤外線炭型ヒーター YU002-C強弱 500W ヤマキ電器 新品。撮影後、展示のために再表装をしております。雲華焼灰器(風炉 炉用一双)寄神崇白作212ckzh。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。Y01073 茶道具 茶棚セット ガラス戸 茶釜 茶碗 水指 建水 茶筒 茶杓 在銘 洛南 平安白鳳造 等 現状渡し。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。507719 【 ほぼ未使用 茶道具 八仙作 高取焼飾壺 飾網紐付 四つ耳壷 陶印 共箱 】 検)作家物 口切茶事 茶壷 茶器 茶の湯 炉開き ⅲ。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。茶道具 天目茶碗用 仕服 「相良間道」 茶道 28-8103。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。寄神崇白 雲華焼 灰器 表千家十三代 即中斎花押 e917。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。【共箱あり】茶道具 「川瀬表完」作 一関塗 高麗卓。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。宮川香雲 竜谷窯 肩衝茶入 共箱 仕覆(鎌倉間道) 茶道具 本物保証。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。▲楠廸庵▲京瀬戸文琳茶入 茶道具。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。茶臼 御影石 重量7kg 茶道具 抹茶 石臼。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。◇懐石道具 貴重品 伝統工芸 輪島塗 飯鉢 飯器 杓子付◇。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。【茶】茶道具 西村徳泉 作 久田宗也書付 扇面透 蓋置。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。★京焼 笹田仁史【大名物 利休丸壷写 茶入(仕覆付) 共箱】状態良好!蓋も上等です!胴径7.2×高さ8cm 蓋径3.7cm 茶道具 茶器。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。蓋置 青楓 山川敦司 茶道具 新品。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。【涼風庵】中村翠嵐 作 浅黄交趾三人形蓋置 共箱 金散し。母は後水尾天皇皇女女二宮。茶道具 天目茶碗 仕服 飛鳥蜀紅錦 茶碗仕覆 茶道 28-8213。実母は近衛家女房(瑤林院)。●平安春峰造【扇面に流水色絵飾壷 共箱】正絹網・紐3本・口覆・口紐付 胴径19.5×高さ27cm 京焼 井上春峰 茶道具 茶器。幼名は多治丸。茶道具 酒器 有田焼、信楽焼 色々まとめ 現状品。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。茶道具 赤織部 扇紋 松皮菱 火入 加藤 芳右衛門 造 火入れ 茶道 t hiire-014。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。★赤沢露石作【黄交趾 菓子鉢 共箱・共布付】ワレカケなし! 鳳凰 イッチン細工 直径19.4cm 高さ8.5cm 茶道具 茶器。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。【茶】真葛 香斎 鉄絵 火入。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。笹田有祥 摸 伊予簾 茶入 古瀬戸 中興名物 伊予すだれ 仕覆 共箱 茶道具。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。【SAKURAYA】京焼の名工【 浅黄交趾花丸紋皆具 /翠嵐窯 中村翠嵐】煎茶道具 水指 建水 杓立 蓋置 骨董品 古美術品 作家 在銘 共箱 美品。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。涼炉 煎茶道具 平安 春峰 朱泥 茶室 共箱。
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